アイコン 「東日本大震災後の父親・母親調査」結果を発表/電通

電通は、東日本大震災後「家族の絆」が強くなり、父親が家族と過ごす時間は1週間あたりで5時間13分増加していると「東日本大震災後の父親・母親調査」結果を発表した。

同調査(8月初旬実施)は、電通社内横断プロジェクト「ジセダイ育成委員会」が、関東1都6県の長子小学生以下の子を持つ父親・母親400名を対象に、震災後の家族意識や父親の行動変化などについて調べたもの。

東日本大震災は、「家族の絆」意識や家族に対する責任感を強めただけでなく、父親が家族と過ごす時間が増加するなど、親としての行動にまで大きな影響を与えたことが明らかになった。

家族や子どもとの時間を大切にしたいと思っている父親たちの背中を、はからずも震災の経験が後押しした結果となっている。

<主な調査結果>
1. 4歳以上の子どもがいる家庭では、半数以上が子どもと東日本大震災や自然災害の話を共有。防災用品の準備や緊急時の行動や連絡方法など、家庭での防災・減災への取り組みが増加。67%が地震発生時の行動について、家族で話し合っている。

2. 東日本大震災を経験し、親の約半数の48.1%が「家族の絆」に対する意識や行動を変えたと回答。特に母親では55.0%と過半数を超えている。

3. 震災後、「子どもは自分が守らねば」「家族はかけがえのないもの」「家族と一緒に過ごしたい」という意識が強まった。特に母親の意識の変化が大きい。また、父親の42%は「一家の大黒柱としてしっかりしなければならない」と一家を支えていく思いを強めている。

4. 4.震災後、3分の1以上の家庭で、父親の「家族や子どものための時間」が増えたと回答。「家族の絆」が変化した家庭の父親が「家族や子どものために過ごす時間」は、平日で33分/日、休日で1時間14分/日、1週間あたりにすると5時間13分増加した。

5. 震災後、家族から「頼りにされている」と感じている父親は全体の9割、夫を「頼りにしている」と感じている妻も全体の8割。「頼りがいのある父親」の存在が明らかに。

詳しくは
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0292844_01.pdf 
 

[ 2011年9月30日 ]
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