アイコン 6月の台湾輸出受注 予想外のマイナス3.5%減

台湾経済部が22日発表した6月の輸出受注は、前年同月比▲3.5%減と、予想外の落ち込みとなった。中国からの需要低下で5ヶ月連続の減少となった。
ロイターがまとめたエコノミストの予想は0.8%増。予想レンジは2.53%増~1.2%減だった。
5月の輸出受注は▲0.4%、4月は▲1.1%、3月は▲6.6%、それぞれ減少していた。

台湾にとって2大市場である中国と米国からの輸出受注はまちまちの動きとなり、中国は▲1.7%減、米国は2.2%増だった。
欧州からの受注は▲10.4%減、日本からは▲12.8%減の2桁減少となった。

台湾経済部は、パソコン(PC)需要が引き続き弱く、ハイエンドのスマホ(多機能携帯電話)の伸びも鈍化したと指摘している。

3ヶ月マイナスが続けば、不況の大きな波が台湾にも押し寄せてきているようだ。
気になるのは、日本からの受注が2桁マイナスになっている点、日本の電子・デバイス部門が弱含みな推移が原因しているのであろう。

 

[ 2013年7月23日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索