アイコン 国産キャビアの量産化に成功 11月販売開始/宮崎県水産試験場

宮崎県の水産試験場は、30年にわたってチョウザメの養殖に取り組み、その卵から作られる国産キャビアの量産化に自治体として全国で初めて成功した。今後、宮崎ブランドのキャビアとして早ければ、本年11月から販売する。
宮崎県は、高級食材のキャビアを特産品にしようと昭和58年から水産試験場でチョウザメの養殖を始め、平成16年には人工的に卵を産ませて育てるシロチョウザメの完全養殖に全国で初めて成功した。

一昨年には、シロチョウザメの稚魚を安定的に大量生産する技術を確立し、県内の養殖業者に稚魚とともに養殖のノウハウを広めて、国産キャビアの量産化に向けた取り組みを進めてきた。
そして、8月末に商品化に向けた最終チェックにあたる専門家による味のテストをすべて終え、宮崎ブランドとして売り出すキャビアが完成した。
県内では現在、19の業者がシロチョウザメの養殖に取り組んでいて、養殖業者で作る組合が早ければ本年11月から販売を始め、県では当面、年間200キロほどのキャビアの生産を見込んでいる。

[ 2013年9月20日 ]
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