蔦屋書店のトップカルチャー/10月決算 気になる営業利益の落ち込み
同社は新潟県を中心に信越、関東にて店舗を展開しているTUTAYA(CCC)のフランチャイジーとなり、現在76店舗を運営している。
同社の蔦屋書店事業においては、書籍・文具の売上が伸長するとともに、レンタルが回復基調となっている。また、大型店2店舗の出店と1店舗の増床が寄与し、前年同期比5.2%増加し、338億84百万円となった。
利 益面は、仕入原価の見直し、店舗運営の見直しに取り組み、売上総利益は前年同期比3.6%増となったが、売上総利益率は、前年同期比▲0.4ポイント減の 31.9%となった。また、大型複合店の出店や既存店の大規模リニューアルに伴い、販売費及び一般管理費は、前年同期比6.2%増。その結果、営業利益は 前年同期比32.8%減少し482百万円となった。
なお、ツタヤのCCCの平成25年3月期の連結売上高は1749億80百万円となっている。CCCは、上場を廃止しているが、内容はトップカルチャーと似たようなものと思われる。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年10月期
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33,871
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939
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976
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455
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11年10月期
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33,402
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1,088
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1,012
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457
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12年10月期
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33,114
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717
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593
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108
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13年10月期
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34,781
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482
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303
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115
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13期/12期比
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105.0%
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67.2%
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51.1%
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106.5%
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14年10月期予想
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38,500
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1,090
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1,020
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560
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14年期予想/13期比
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110.7%
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226.1%
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336.6%
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487.0%
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[ 2013年12月 5日 ]
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