アイコン 家計の金融資産残高6.0%増の1,644兆円 株高反映  2013年末

日本銀行が25日発表した昨年10~12月の資金循環統計(速報)によると、2013年12月末の家計の金融資産残高は1,644兆7,310億円と、前年同期比6.0%増加し、過去最高を更新した。株価の上昇で保有株式や投資信託の時価が膨らんだ。

家計の金融資産は、現金・預金、債券、投資信託、株式・出資金、保険・年金準備金、その他で構成され、大半を占めているのは、

現金・預金で、昨年12月末は873兆6492億円と同2.3%増加し、過去最高を更新した。
株式・出資金は154兆7660億円と同38.5%増加。
投信は78兆9236億円と28.4%増加し、過去最高を更新した。

日銀によると、家計の金融資産残高は1年前に比べ93兆円増え、そのうち63兆円が時価の上昇によるもの。12月末のTOPIXは1302.29と1年前から51%上昇した。

一方、海外の投資家が保有する国債等(国庫短期証券と国債、財政投融資特別会計発行債券の合計)は12月末で同0.8%減の82兆円。
保有者全体に占める比率は8.3%と9月末(8.1%)から上昇した。

一方で、日銀の保有は、同58.9%増のなんと183兆円、量的・質的金融緩和により大幅に増え、保有者全体に占める比率は18.6%と9月末(17.4%)から上昇した。
資金循環統計は家計や金融機関、法人、政府が保有する資産・負債を金融商品ごとに四半期ベースで日銀が集計したもの。
ところで、あなたは金持ちですか???
(家計の金融資産には不動産は含まれていない)


 

[ 2014年3月25日 ]
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