アイコン 宮内庁ご用達の蒲鉾店(株)小牧/民事再生申請

蒲鉾練物水産 加工販売の(株)小牧(福井県敦賀市余座13-1-1、代表:小牧由章)は2月23日、申請処理を裵薫弁護士(電話06-6264-1976)ほかに一任 して、福井地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。監督員には、前波裕司弁護士(電話0776-27-4000)が選任されている。

負債額は約15億円。

同社は昭和7年創業、宮内庁ご用達の蒲鉾店として店舗展開、以前は30億円以上の売上高を計上していたが、今や主力の蒲鉾は、結婚式の引き出物にも用いられず、消費も不況と嗜好の変化により減退する中、売上高も20億円前後まで落ち、資金繰りに窮するようになっていた。

抜本的な財務改善を図るため、今回の措置に至った。

まだ、知名度とまだ20億円の売上高があり、今回の措置により、財務体質・収益体質を改善できれば民事再建はできるだろう。

 

[ 2015年2月24日 ]
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