アイコン 12月の全国主要都市ビジネス地区のオフィス空室率と家賃状況

東京都心のオフィス空室率は5.31%と逼迫状態が続いている。道路沿いに土地さえあれば、新規オフィスビルが建築され、再開発もまたまだ目白押しとなっている。東京の不動産価格は20東京五輪まで突っ走るものと見られる。

ただ、東京以外はだいぶ落ち着いてきたようだが、福岡は中央と九州全域からの求心力があり、大幅に空室が減少傾向にある。

全国主要都市ビジネス地区のオフィス空室率状況と賃料
 
 
平均
新築
既存
平均家賃(前年比)
札幌
14/12
7.78
0.00
7.94
 
 
15/12
5.24
0.00
5.26
8,155
若干下げ
仙台
14/12
11.06
57.43
10.91
 
 
15/12
10.05
0.00
10.05
9,013
若干下げ
東京
14/12
5.47
13.40
5.31
17,692
既存上昇
15/12
4.03
27.84
3.58
28,647
新築上昇
名古屋
14/12
7.53
0.00
7.53
 
 
15/12
7.34
12.09
7.11
10,794
若干上昇
大阪
14/12
7.92
2.45
7.94
  
 
15/12
7.45
12.01
7.40
11,114
若干上昇
福岡
14/12
7.70
0.00
7.73
 
 
15/12
6.30
0.00
6.32
9,217
若干上昇
・家賃は坪単価で2015年12月時点、三鬼商事による調査データ
 
非居住用不動産建物の着工㎡は、平成13年をピークに下落している。やはり消費税増税の影響と企業の設備投資が減退していることを物語っている。

 

全国の非居住用建物の着工面積状況
 
H27年
H26年
 
千㎡
前年比
千㎡
前年比
1
3,892
-16.4%
4,657
19.7%
2
4,561
9.4%
4,169
-3.6%
3
3,567
-18.9%
4,399
-6.4%
4
4,943
2.2%
4,836
-4.2%
5
4,244
4.1%
4,077
-11.6%
6
4,491
-11.3%
5,065
4.4%
7
4,774
0.9%
4,732
-2.5%
8
4,178
-7.6%
4,521
-2.0%
9
4,027
-2.0%
4,109
-20.4%
10
4,252
-22.1%
5,460
13.3%
11
3,803
-6.8%
4,079
-10.9%
12
 
 
3,713
-17.3%
年計
 
 
53,817
-3.9%
・オフィス、ホテル、官庁建物、公会堂、工場、商業施設など含む
・2015年11月までの累計では前年同期間比▲6.7%減/国交省

 

全国の非居住用建物の着工面積状況
 
H27年
H26年
 
千㎡
前年比
千㎡
前年比
1
3,892
-16.4%
4,657
19.7%
2
4,561
9.4%
4,169
-3.6%
3
3,567
-18.9%
4,399
-6.4%
4
4,943
2.2%
4,836
-4.2%
5
4,244
4.1%
4,077
-11.6%
6
4,491
-11.3%
5,065
4.4%
7
4,774
0.9%
4,732
-2.5%
8
4,178
-7.6%
4,521
-2.0%
9
4,027
-2.0%
4,109
-20.4%
10
4,252
-22.1%
5,460
13.3%
11
3,803
-6.8%
4,079
-10.9%
12
 
 
3,713
-17.3%
年計
 
 
53,817
-3.9%
・オフィス、ホテル、公会堂、工場、商業施設など含む
・2015年11月までの累計では前年同期間比▲6.73%減
 

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[ 2016年1月18日 ]

 

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