アイコン 日銀動かずサプライズなしに市場104円で応える 23日英国離脱投票様子見

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16日開催されている日銀会合は、
消費は「一部に弱めの動きもみられるが、雇用・所得環境の着実な改善を背景に底堅く推移している」。
生産は「地震による影響もあって横ばい圏内の動きを続けている」、
住宅投資は「再び持ち直している」とし、
国内の景気は
「新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている」という判断を示し、現状の大規模緩和の維持を決定した。

動かなかった・サプライズがなかった4月に続き、6月も市場は円高で反応した。景気下振れを予見した動きとなっている。
6月16日12時45分現在
日経平均は▲174.78安の15,744.80円
米ドルは104.79円
ユーロは 118.00円
と104円台となっており、さらに輸出産業の景気を悪化させる動きとなっている。

株価下落で心配されるのは、皆さんの年金基金の損失状況だけか。もう日銀の打つ手立てはないのが実情だが、それでも動くか動かないかの違いはある。2月のマイナス金利導入時のように円高で反応することもある。
いくら資金を市場にシャブ漬け状態にしても、シャブを必要としない人たちばかりであり、一番利する不動産さえ、企業利益を背景に限られた大都市でバブル化しているものの、全国的には弱い政策バブルの域を脱していない。東京=全国ではない。
ただ、公共投資のタレ流しで土木建築業者の倒産が極端に少なくなっていることだけは間違いないが、公共投資のタレ流しもヒステリックに行い続けても、ますます借金は増え、円高を誘引するだけで、最後はパニックもありうる。ポピュリズムを旨く先導した動きも、後先考える最期の時かもしれない。

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[ 2016年6月16日 ]

 

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