最高裁判決 翁長氏完全敗訴決まる
翁長氏はルーザーだそうです。意味は競技の敗者、または仕事や人間関係で失敗した人のこをルーザーと言うそうです。
きょうも、秀逸の論者(農と島のありんくりん)は翁長氏にこそ読んで頂きたいですね。
農と島のありんくりん
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最高裁判決 翁長氏完全敗訴決まる
沖縄県の承認拒否に対して、最高裁はこれを退けました。
これにより翁長氏の完全敗訴が決定しました。
これを受けて、翁長氏は分裂したことを平然と述べています。沖縄タイムス(12月20日)からです。
まずは、判決を受けての地方自治体の首長としての責務についての部分です。
「知事は「確定判決には従う」とあらためて明言した。県は敗訴を受け、26日にも承認取り消し処分を取り消す方向で調整に入った。
この場合、仲井真弘多前知事が埋め立て承認をした状態に戻り、国は新基地建設の関連工事を再開することが可能になる。」
はい、ここまでは至極当然です。
ところが、同時にこんなことも言っています。
「沖縄県の翁長雄志知事は20日夜、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認取り消しの違法確認訴訟で、沖縄県の敗訴確定を受けて記者会見し「深く失望し、憂慮する」と述べ、司法の判断を批判した。一方で「新たなスタートと考えている。あらゆる手法を用いて、不退転の決意で辺野古新基地建設阻止に取り組む」と決意を新たにした。」
片手で「承認取り消し」に伴う措置をとりながら、片手では「不退転の決意であらゆる手段を用いて建設を阻止する」・・・、これが分裂した行為に見えないならどうかしています。
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これが地方行政官の言う台詞ですか。まるで運動家です。
運動家なら永久に運動をやっていたいのですから、勝手にするがいい。
しかし、翁長氏は県知事です。県知事は地方行政官にすぎません。知事なら知事らしく則をわきまえることです。
これではなんのために3月から「和解」プロセスが始まり、訴訟をバラバラせずに統一させてきたのかわかりません。
翁長さん、福岡高裁で敗訴し、その時点で決していたにもかかわらず、最高裁までもつれ込ませたのはあなた自身ですよ。
裁判で負け続け、負けると「司法は政府の追認だ」と文句を垂れ、最高裁判決が出れば出たでそれを踏みにじって恥ない言葉を吐く。
これは個人の約束ではなく、国と地方自治体の約束なのです。
政府は約束を守ったが、県は守らなくてもいいなら、日本には法はない人治の国となります。
逆を考えてみればいいでしょう。
最高裁判決が国を敗訴にして、国がなおもこう言ったたとしたらどうします。
「深く失望し、憂慮する。しかし国はこれを新たなスタートと考えて、あらゆる手法を用いて、不退転の決意で辺野古移転に邁進する。」
確実に、翁長氏と地元紙は「司法判断を守れ」と絶叫することでしょう。
「国は法を守れ、しかしオレは守らない」というわけです。なんと虫のいいダブスタのことよ。
翁長さん、もはやあなたは知事としての適格性を欠いています。政府はあなたとの信頼関係が完全に崩壊したと認識するでしょう。
ふざけるのはいい加減になさい。翁長氏は最低最悪のルーザーです。
日テレ
それとも、沖縄県はひとつの地方自治体ではなく、日本国とは別の「なにものか」なのでしょうか。
沖縄県が佐藤優氏がいうところの「半国家」とやらなら、どうぞお好きにおやりなさい。
ちなみにこの「佐藤優」という人物は早口の巨漢ですが、北方領土交渉で国益が大事と唱えている人とは同名異人の翁長氏応援団長ですので、念のため。
それはさておき、ただし「半国家」となった代償は大きいですよ。
「半国家」の以上、国からいっさいの支援、予算配分は停止されるでしょう。
今やっている予算折衝などはこの時点で凍結です。自主財源だけでやるのですね。
米軍は日本政府との間の外交条約に規定されていますから、そのまま居続けます。
SACOで決められた基地縮小計画も協力が得られない以上、チャラです。
独自に県、いや「沖縄国もどき」が米国と折衝することです。「在米大使館」も「大使」もいるるのですからできるでしょう。
県民は大変に迷惑でしょうが、そういうことをする首長を選んでしまったのだから仕方がありません。
そうでなくとも翁長県政は、辺野古移転とオスプレイにかまけて、仲井真時代にはしっかりと積み上げられてきた民政部門をなおざりにしています。
保育所問題などやるべきことは山積していますが、知事は振り返ろうともしていません。
そして来年もあいかわらず、基地とオスプレイの二本立てで突っ走るんだとのことです。
前知事の仲井真氏は、先日、翁長氏の眼前でこう述べたそうです。
「仲井真氏は「沖縄はいつも基地問題でいろんなことが起きる。違法なことをそのままリーダーが言ってはいけない。やってはいけない」と力説した。
知事による埋め立て承認取り消しが、高裁判決で違法とされたことを念頭に置いた発言とみられる。
仲井真氏は「立派な産業をつくり、安心安全で住みよい沖縄にするのが子どもたちのためだ。泣き言や恨み節に、いつまでもとどまってはいけない」とも述べ、沖縄の過重な基地負担を強調する知事を皮肉った。」(沖タイ12月21日)
まことに常識的な政治家の言葉ですが、目の前で聞いていた翁長氏には聞く耳などないでしょうが。
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