アイコン 元々もろい粘土質の岩盤層だった 博多駅前大陥没 /国交省第3者委

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昨年11月8日早朝に起きた福岡市のJR博多駅前の道路大規模陥没事故で、国交省の第三者委員会が地質を調査した結果、地下鉄工事のトンネル上部の岩盤層に多くの亀裂が入っていたことが22日、分かった。

岩盤層は、もろく、以前から亀裂が入っていたとみられ、第三者委は地下水や土の圧力がかかるなどして陥没を招いたと判断した。
今月末にも判断を踏まえた詳しい事故原因を公表する。

第三者委は今年1月までに会合を2回開催。関係者によると、事故後に実施したボーリング調査の結果などから、水を通しにくい粘土層と岩盤層に多くの亀裂が入り粘土層が入り込んでいることが分かった。
以上、東京新聞

地下鉄工事をナトム工法と決定した九大の偉い先生と福岡市交通局、福岡県西方沖地震後に福岡市が行ったボーリング調査でも軟弱地盤・岩盤が指摘しされていたにもかかわらず、何も検証していなかった。
当工事は、工事前の地質調査も通常の間隔のボーリング調査で済ませ、近隣のビルの新築工事など多数ある過去のボーリング調査の叡智を結集させなかったところに福岡市当局の問題がある。著名な学者ほど歳を取り権威に溺れ万全ではない。ド官僚は権威を重んじる危うさがある。

ただ、問題に気付き、掘削深度を深くした大成建設JVの責任も幾分か免れない。8:2

こうした結果が公表された時、これまで、大成建設JV側にほとんどの陥没責任と問題があるとコメントし続けたり、マスコミに情報をリークし続けたりしてきた福岡市の高島市長は、どのようなコメントを発するのだろうか。国交省の第3者委に陥没原因の調査検証を委任しているにもかかわらず、市に都合のよい情報ばかりをリークし、報道させ続けるなど姑息の手段をとる方のようだ。
この陥没事故の損害額は非常に大きい。
工事工法も開削工法か、シールド工法に変える必要もあろう。

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[ 2017年3月23日 ]

 

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