アイコン THAAD追加配備「(報告)故意に省略」と文政権問題視

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韓国青瓦台(大統領府)は31日、国防省が新型迎撃ミサイルTHAADの発射台4基の追加搬入を報告していなかった件について、「故意に省略した」との見方を示した。

韓国の文在寅大統領は30日、同件について国防省に対する調査を指示していた。
青瓦台の尹永燦報道官は会見で、「青瓦台は、国防省が報告の中で発射台4基の追加搬入について故意に省略していたことを確認した」と述べた。

報道官によると、当初の報告では配備を予定していた発射台の合計基数と発射台を保管していた米軍基地の名前が明記されていたが、最終報告では当該箇所が除外されていたという。
以上、

THAAD配備を問題化したい文政権の意向が大きく反映している。THAAD配備は6基でワンセット、当初から6基韓国へ陸揚げされており、星州のゴルフ場跡地には2基だけ搬入されていたもの。
住民や労組に反対運動をけしかけ、文政権は残り4基を阻止しようとでも思ったのだろう。
黄大統領代行時代に当初の2基搬入された時も、住民反対の動きを回避するため深夜搬入したにもかかわらず、多くの抵抗があった。そのため、国防省も極秘裏に搬入させたものと見られる。

文在寅は、残る4基も陸揚げされた状態にあることは、これまでに何回も報道されており知っており、新政権になり現場搬入を停止するよう命令を下すことぐらい、軍の最高司令官として朝飯前のはずである。
結局、黙認し、騒ぎ立てることで政争の道具にし、中国から懇願されているTHAAD配備撤回に利用しているものと見られる。
文政権は、すでに中国側に対し「星州への資材の追加搬入を停止している」との報告さえ行っていた。中国側は、嘘ついた文政権の特使に激怒しているものと見られる。

文在寅は閣僚人事を巡る政争に利用せず、大統領=軍の最高司令官として、はっきりさせるべきだろう。このままでは、現実離れした北朝鮮派の過激議員たちや取り巻きに振り回される結果となり、米韓対立を招くことになる。

文在寅が、過去、北朝鮮派であったとしても、金正日時代から、気にいらない高官たちを高射砲で公開処刑する、また、アメリカ攻撃するための核・ミサイル開発を公言し、アメリカを激怒させても、開発を続ける金正恩の時代に大きく変わっている現実が横たわっている。

中国さえ相手にしなくなった北朝鮮にあり、南北2国間の話し合いを開催して、どうにかなるような段階ではない。文はローソクの幻想国民たちを利用することはあっても、大局が見えない者たちに利用されてはなるまい。
このまま核・ミサイル開発を北朝鮮が続ければ、短気なトランプではなくても、いずれ、アメリカは韓国に関係なく、北朝鮮を攻撃することになってしまう。
文政権も軍部に対して強硬姿勢を貫き通した場合、クーデターの可能性もまったくないとは言えないのが、韓国の実情でもある。

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[ 2017年6月 1日 ]

 

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