米海兵隊軍機墜落16人全員死亡「 KC-130」機
米南部ミシシッピ州レフロア郡の緊急対応当局は10日、海兵隊の軍用機が同郡に墜落し、16人が死亡したと発表した。
死亡した16人は全員が機体に搭乗していた。搭乗者の中に生存者はいないという。
墜落したのは軍隊で最も広く使用されている機体の1つである「KC-130」。物資や兵員の輸送のほか、空中給油機としての役割も果たす。
海兵隊はツイッターで今回の事故に言及したが、詳細は明らかにしていない。
墜落現場には米連邦捜査局(FBI)も入り、捜査に当たっている。レフロア郡はミシシッピ州の西部に位置し、農村地帯が大半を占める。
<FBI IS支援の陸軍兵士を逮捕>
米連邦捜査局(FBI)は10日、警察の特殊部隊が、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に物的支援を提供した疑いで、ハワイ州の米軍兵士を逮捕したことを明らかにした。
現地のFBI報道官によると、オアフ島の陸軍基地に配属されていたイカイカ・エリック・カン容疑者(34)が8日、警察の特殊部隊に逮捕された。
FBIは陸軍と連携し、1年以上前から捜査を続けていたという。カン容疑者は単独で行動していたとみられる。
カン容疑者は、同基地に隣接する飛行場で管制官を務めていた。2010年3月から11年2月までイラク、13年7月から14年4月までアフガニスタンへ派遣された経歴を持つ。軍での功績を認められ、複数の勲章を授与されていた。
12年にISISに同調する脅迫的な発言があったとして、機密情報の取り扱い許可を一時的に取り消されたことがある。
陸軍が昨年、過激思想に傾倒しているようだとしてFBIに通報した。ISIS関係者を装った複数のFBI捜査官に対し、ISISに加わりたいと話したり、軍の文書を渡して武術を実演してみせたりした。
同容疑者は調べに対し、ISISへの参加を誓い、支援を図ったことを認めているという。
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