アイコン 制裁解除要請で中国に墓穴を掘った韓国文政権 中国から「言必言、行必果」

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韓国の外交に専門家がいない。思いつき外交展開。

在韓米軍のTHAADミサイル配備問題を巡り、中国側による韓国政府への圧迫が続いている。

韓国側が10月末の中韓協議で中国側に3NO表明したことで、THAAD配備問題で双方の立場に留意し、「戦略的パートナー関係」への発展を推進することで一致し、関係改善に合意した。
その一環からか、韓国は11月11~14日に日本海で行われた米空母3隻による米日韓の合同訓練を拒否、米韓だけで軍事演習を行った(別途、米日だけでも実質)。
中国は、それを喜んだのも束の間、韓国に対して、韓国文政権に対して、THAAD問題に言及し続けている。

韓国側は合意で、THAAD問題を「封印」し、12月中旬の文在寅大統領の訪中を機に、停滞する中韓経済関係を回復させたい考えだった。

だが、韓国側の思惑通りには行かず、最近、この問題を巡る双方の認識のずれが大きいことが表面化している。

文大統領と習近平国家主席のフィリピンASEAN+3首脳会議(11月10日~)での両者の会談でも、習主席から、THAAD問題が取り上げられ、ベトナムでのAPEC首脳会議(11月13日~)での文大統領と李克強首相との会談でも、再びTHAAD問題を取り上げられた。

<「言必言、行必果」>
韓国の康京和外相(国連にいた外交素人女史)は11月22日に北京で行われた中国の王毅外相との会談で「文大統領の(12月の)訪中を前に、韓国企業が中国で抱えている困難な問題が解消されることを期待する」と述べた。しかし、ここでも王毅外相からTHAAD問題を詰問された。
王毅外相は康外相に対してTHAAD問題に関し「言必言、行必果」と言い放った。

「言必言、行必果」の言葉は、孔子の論語から採られたもので「言ったからには約束を守り、行なう以上はやり遂げる(結果を出せ)」。そういう人物は、まあ、士(身分)のうちに入れてもいいが、こちこちの「路傍の石のような小人よ」と続いている。・・・日中国交回復で周恩来が田中角栄に送った色紙に書かれ、その後問題となった。

文氏は、訪中に合わせて在中国の韓国企業などを訪問し、経済面での中韓関係改善をアピールする考えだとみられている。
韓国側は、韓国製品の不買運動や中国人観光客の減少など、中国による「経済報復」措置が解消されることを期待していた。
  
だが、トランプ大統領訪中(11月8日~10日)を経た11月13日、中国の李克強首相は10月末の合意は「段階的な処理」と発言、韓国の中国専門家は「THAAD撤去を諦めないとの意思表示だ」と指摘する。
 
また、康韓国外相が表明した3NO(3不)は、すでに中国は韓国からの3NO盟約にしている。
「米国のミサイル防衛(MD)体系に参加しない」
「THAAD追加配備計画はない」
「日米韓は同盟には発展させない」
という三つの立場を10月30日に韓国国会で説明し、その立場が10月31日の中韓協議に用いられた。

 王・康外相会談翌日の23日、中国共産党直系人民日報の姉妹紙「環球時報」は、韓国側が「THAADの運用に制限を加える」との立場も表明し、「約束」事項は四つになったと報じた。

韓国外務省幹部は、「運用制限に関する話は(両国間で)全くなかった」と反論するが、韓国側としては、こうした報道については「受け流すほかない」(韓国政府関係者)のが実情。
(実際、康外相は外交や政治に素人であり、王毅外相に何を言ったかはわからない)

 こうした事態を踏まえ、外務省幹部は「(首脳会談までに問題を沈静化するためには)さらなる調整が必要だ」とみている。
以上、韓国紙参考
文在寅政権はTHAAD問題に自ら言及表明し墓穴を掘った。

10月、大統領外交特別補佐官文正仁の「(米国が北朝鮮を攻撃するならば)米韓同盟破棄」の発言。

7月、文在寅政権与党民主党の丁世均国会議長は、訪日して「(日本人観光客の平昌五輪訪問を求め)もし、少なかったら2020年東京五輪には1人の韓国人も行かせない」と発言するなど気も狂った外交を展開している(訪日した際の椅子も首相と同じものを用意させていた)。

韓国は、こうした権力を笠にかけた腐れ議員や補佐官などの腐れ議員らに迎合する議員が多すぎる。
また、文政権は、朴大統領や李大統領に仕えた官僚たちを全員敵視しており、5月当選後、総入れ替えしたものの、ほとんどが学者などの素人を直属官僚に迎えている。

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[ 2017年11月27日 ]

 

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