アイコン 下水処理のチャンピョンは引き続き随契で長与町の下水処理は未来永劫、協和機電工業

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投稿者=みのしま りんぺい

談合華やかなりし頃、役所に指名された人々は建設会館に集まり研究会にいそしんだものだ。

強いものは弱いものを保護し、持てる者は持たない者に仕事とを分け与えた。

その調整に当たったのが当番と呼ばれた談合屋だった。

今はもう当番もいなくなったし、談合という言葉も死語と化しつつある。

悲しいかな日本の伝統的美風は消えつつある。

さて今、長崎市及びその近隣の町の建設業界ではSK建設の一人勝ちが続き、その関連業界の電気工

事、水処理の分野では協和機電工業グループが際立った受注力を見せつけている。

談合に代わって、登場したのが電子入札、公募型の一般競争入札、制限付き一般競争入札である。

納税者を小馬鹿にしたような屁のような入札システムである。

これらのシステム変更により、業者は一枚のフロッピィーを役所から与えられ、パソコンと向き合うこととなった。

パソコンを巧みに操り、SK建設の場合は役所から土木畑の大物、中堅OBを受け入れて情報戦争を制して太り続けている。

一方、協和機電工業は積み重ねた実績と役所の人脈をフルに活用し随意契約(略して随契)という究極の離れ業を駆使、公共事業の長期契約、寡占化を狙っている。

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随意という言葉は国語辞典を紐解くと、「おもうまま」と記されている。

すなわち随意契約、略して随契とは「おもうままの契約」と解釈できる。誰が思うままの契約をしているのか?役人なのか、協和機電工業なのか、疑念はつきない。

長崎の業界ではSK建設と協和機電工業を、その取り巻きを含めてモンスター企業グループと呼び、その営業戦略に舌を打ち、ほぞを噛む思いで怪物たちの食い残しのエサをつつきながら生きながらえてる悲惨な状況ににある。

長崎市に隣接する長与町、時津町での協和機電工業グループに関する卑近な実例がある。

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11月21日、長与町で「長与町下水道施設維持管理業務委託」という大型物件がプロポーザル方式で公募され受付が締め切られた。

長与町の山崎禎三下水道課長によれば応募してきたのは数社程度、その中にはこれまで長年にわたって単年度の契約を繰り返してきた協和機電工業の社名も当然ながらあり、協環の社名も確認した。

協環の本社は長崎市川口町10-2にあり、協和機電工業本社の住所も同じビル、すなわち両社は社名こそ異なるが一心同体の企業なのである。

長与町:下水道施設維持管理・浄水場運転管理入札 公告!
http://seikei-kyusyu.com/17-1113-f1.htm

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[ 2017年11月27日 ]

 

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