アイコン 中国、紙おむつ関税0に、ドラッグストア大打撃か 関税引き下げ187品目一覧表付き

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中国政府財政相は24日、中国人観光客が海外で大量に購入するいわゆる「爆買い」の対象となっている乳幼児用の紙おむつや粉ミルクなどの187商品について、12月から大幅に関税を引き下げると発表し、国内の消費を呼び戻す狙いがあるものと見られる。

この中には、中国人観光客が日本を訪れた際に大量に購入するいわゆる爆買いの対象となっている乳幼児用の紙おむつや粉ミルクのほか、歯磨き粉や温水洗浄便座などの品目が含まれ、このうち紙おむつなどは関税を撤廃するとしている。

中国ではこれまで、海外の旅行先で購入した商品を国内に持ち込む際の課税を引き上げる一方で、輸入品の関税を段階的に引き下げる措置が取られ、海外での購入を抑え中国国内の消費を呼び戻す狙いがあると見られている。

今回の関税の引き下げについて中国財政省は「国民のニーズを満たし消費の選択肢を増やすためだ」と説明しているが、今後日本を訪れる中国人観光客の消費行動に影響が出ることも予想される。

以上、

新関税187品目の一覧表 ただし中国語(中国財政部のHP)

http://gss.mof.gov.cn/zhengwuxinxi/zhengcefabu/201711/P020171123340555922022.pdf

 

万能薬の大衆医薬品は大丈夫だろうか。

 主なる日本勢は中国に工場を有しており、日本製を輸出しても関税がかからないならば、大きな影響はない。

しかし、百貨店や家電・ドラッグストアや卸・小売は大打撃を受ける。

187品目以外の付加価値の高い商品を爆買いさせる微信などを使ったステルスマーケティングや入国時でのマーケティングが必要だろう。

なお、日本企業は、輸出に際して、くれぐれも中国の規制成分を含有させないことが必要だ。韓国勢の貿易制裁では、大打撃を受けている韓国化粧品最大手のアモーレ・パシフィックなど化粧品は、含有成分の取締りを厳格にして、韓国から中国へ輸出できないようにしている。規制強化ではじき出されたのは、ロッテの菓子類や韓国海苔も一緒だ。

これまでに、多くの世界大手の粉ミルク会社が規制成分含有により、輸入を禁止されたりしており、どんな製品でも絶対調べ、含有させないことが必要だ。

中国製品とも日本製品とも規制対象成分は異なる入管当局の独自のものだ。最初は許可しても、いつかアモーレ・パシフィックのように規制がかけられる。それが中国政府の貿易制裁の手だ。貿易制裁は国が対象であったり、企業であったり、製品であったりする。

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[ 2017年11月25日 ]

 

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