アイコン 吉田罐詰(株)(徳島)/自己破産へ

 

 

農産物缶詰製造の吉田罐詰(株)(徳島県阿南市福井町中内108、代表:吉田浩健)は2月28日事業停止、事後処理を立石量彦弁護士(電話0884-22-5800)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約3億5千万円。

同社は昭和15年創業の老舗の農産物缶詰の製造業者。地場産のタケノコの水煮やクリの甘露煮およびミカンなどの缶詰を製造し、食品卸会社をルートに販売し、以前は7億円あまりの売上高を計上していた。

しんし、最近は、海外産の安価な商品が販売され、令和元年9月期の売上高は3億円台まで減少、一方、天候不順で材料は値上がり、また労務費も上昇し、採算性も悪化させ、赤字が続き、債務超過に至っていた。

[ 2020年3月 5日 ]

 

 

 


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