アイコン イナバクレーン工事(有)(鳥取)/自己破産へ

 

 
 

クレーン工事業のイナバクレーン工事(有)(所在地:鳥取県鳥取市千代水1***)は3月6日、事業を停止して事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。

負債総額は約4億円。

資本金は1300万円、従業員は11名。

同社は平成14年12月設立のクレーン工事業者。もともと同所にあった山陰クレーンの営業基盤を引き継ぎ、杭打ちのクレーン工事を、日本海域の広範囲で行い、以前は2億5千万円以上の売上高を計上していた。

しかし、公共投資の減少で受注は減るばかり、1億円台も割り込み債務超過に、多額の負債も抱え、今回の事態に至った。

アベノミクスの大公共投資は土木主体、建築は大都市圏の再開発工事が主であり、田舎の都市では単発しかなく、付帯工事会社は整理淘汰されるしかない。

担当弁護士には、瀬古智昭弁護士(0857-25-4530)が任命されている。

 

 

[ 2020年3月10日 ]
 

 

 


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