アイコン 新コロナ ゴールデンウィーク、セーフネットが壊れる危険性・・・

Posted:[ 2020年4月27日 ]

ゴールデンウィーク、国は国民に対して外出自粛を強く要請している。多くの自治体も帰省を控えるよう要請したり、帰省しても2週間の自宅待機を要請している。一方で飛行機の予約は5万件以上入っているという。
そうした中、医療機関も当然、ゴールデンウィークに入る。
外出自粛を要請しながら、防疫体制のいったんであるセーフティネットが緩めば、重症感染者の発見が遅れ、死亡者数が増加するのではと危惧されている。

しかも、新コロナに関する限り、大きな集団感染がなければ感染者数は減ったように見えるが、厚労省が、緊急事態宣言下でも、結果、ステルス感染者を増加させる政策を採っていることにより、ステルス感染者はアメーバー状に拡大し続けており、この間の緊急事態宣言で幾分減ったとしても、人と人とが接触する限り、無自覚のまま感染は広がっている。結果、感染は続き、高齢者のリスクは常にあ利、拡散し続けている。

現在の国の医療制度では、町医者で初診を受けなければならず、町医者では手に負えないとき、問題があれば大病院に紹介状を書いてもらい受診するシステムにしている。



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町医者がゴールデンウィークで休んでしまえば、緊急事態宣言でのセーフネットが大きく後退することになる。
国民には外出自粛させ、院内感染も含め救急扱いもすでに大幅に窓口が減少している中、感染した人には知らぬ顔をするような政治ではなるまい。

4月12日までの厚労省の資料によると、感染者のうち70歳以上の高齢者は16%だが、うち12%が重症に陥っている。
重症に陥った90歳以上(11人)の治癒確率は0で死亡確率は100%、
80歳代(57人)の死亡確率は63%、
70歳代(69人)は53%と非常に高い。
ところが60歳代(48人)となると18%と大きく下がる。

免疫力の問題だとされるが、いろいろ病気を抱えている高齢者も多く、合併症などを引き起こす確率が高いとされている。
0歳~50歳代までの重症化率は0.8%(43/5152人)しかなく、うち亡くなった人は2人、感染した場合、高齢者の重症化率が高く、重症化した場合、死亡確率も異常に高く、亡くならなければ治癒するまでの期間も当然長くなる。

軽症でも急に悪化し救急車にも連絡できないほど急悪化し亡くなる人もいる。自宅での不審死の15人もその後の検査で観戦していたことが判明している。今だ感染検査体制が確立しておらず、警察では、不審死の遺体の感染検査を保健所に要請してもなかなかしてもらえず、遺族に返すしかないとしている。感染し路上に倒れて死亡する人も出ている。

感染者数が増加しても重症化しないようにするためには、
①早期発見、②早期検査、③早期隔離と治療手当、④早期治癒であろうが、厚労省は①と②を欠落させており、こうした重症化確率は悪化することはあっても改善される見通しはない。
すでに重症者数より死亡者数が上回っている。

厚労省=日本医師会は感染検査を強固に限定することにより、結果、高齢者の重症者を増加させ、新コロナウイルスに対する有効な薬剤もない中で、治療の甲斐もなく死亡させ、最前線の医師たちを心身ともに疲弊させている。

 


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