現代自動車は、BMWやAudiなどからデザインのトップクラスの人材を引っこ抜き開発に当たらせており、ここ数年その成果が現われてきており、洗練されたデザインの高級ブランドのジェネシスも含め、世界で多くの賞を受賞をしている。

10月23日、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主管する「2020レッド・ドット・アワード」のデザインコンセプト分野のモビリティー・輸送部門で、現代自動車の「プロフェシー」が最優秀賞(Best of the Bset)を受賞した。
EVコンセプトカー「45」と水素電気大型トラックのコンセプトカー「ネプチューン(Neptune)」もWinner章を受賞した。

1955年始まったレッド・ドット・アワードはiF、IDEAデザイン賞とともに世界3大デザイン賞の中の一つと評価される。
毎年製品デザイン、ブランド・コミュニケーション、デザイン・コンセプト3分野に分かれて公募展を行って各部門受賞作を発表している。
以上、

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現代車は、デザインや装備が洗練・充実・先駆性に優れ、欧米で多くの最高賞を受賞しているが、残念ながら、乗ってみればニンニク臭がする高級車や車が燃えたり・・・、受賞により一時的にバカ売れするものの、問題発覚で長続きしない。

車両価格にかかわらず1車種の問題は、全車の信用に波及し、リコールすべきところをリコールしなかったら消費者から敬遠されてしまう。

ドイツのBMWやAudi、イタリアのランボルギーニ(今年米企業に移籍)、日産などから超高給で迎え、デザイン部門の社長などに就任させ、ここ数年で見掛けもすばらしい車を作り、エンジンのパワーも申し分ないものが造れるようになっているが、その基本的な性能の安定性や安全性がまだ問題があり、改善が求められている。

現代車は、今般、各種リコール問題から3000億円の引当金を計上したが、販売後の品質管理については、組織を大変革して対応するとしているものの、経営オーナー自身が車両の品質やリコールに対する考え方を根本的に変えない限り、問題解決はしない。
販売最優先主義とリコールの最小化により、そうした問題が今日噴出しての引当金となっている。

 

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