北海道銀行は20日、道銀を装うSMS(ショートメッセージサービス)で偽サイトに誘導され、インターネットバンキングのIDやパスワードなどを入力した顧客2人の口座から計70万円が引き出されるフィッシング詐欺被害があったと発表した。
道銀は、個人向けインターネットバンキングの一部サービスを停止し、近く北海道警に被害届を出す。
道銀によると、19日に顧客十数人から「不審なSMSが届いた」と通報があり、2人の口座からそれぞれ35万円が第三者の口座に不正に送金されていたことがわかった。
不審なSMSは道銀を名乗り、「異常ログインの可能性がございます。下記URLで検証お願いします」と記されていた。