アイコン 三菱UFJ信託銀、元行員2人着服2件 元吉祥寺と元中野支店など


三菱UFJ信託銀行は、元行員2名がお客の金銭を着服する事案が2件とあったと発表した。
元行員は、両名とも自身の着服を認めており、現時点で判明している概要は以下の通り。
なお、同行は、事案発生後、監督官庁への報告を行うとともに、事態の全容解明に向け、警察にも通報しており、現在告訴に向け、準備をしているという。

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(1)1例目の事案について
ア、発覚日:2021年11月8日(弊社自主点検に基づく社内調査)
イ、着服行為期間:2007年5月~2020年12月
ウ、被害状況:9名、5,370万円(中野支店・吉祥寺支店のお客さま)
エ、元社員属性:50代・女性(2021年12月13日懲戒解雇)
 吉祥寺支店(2002年11月~2013年9月)
 中野支店(2013年10月~2021年12月)に勤務
オ、着服の方法:
 お客さまから事前にお預かりした書類を悪用し、お客さまがご来店しているため単独での現金引渡しを行うと偽って事務担当者から現金を受領し、着服した。
カ、着服金の資金使途:生活費等に使用したと述べる

(2)2例目の事案について
ア、発覚日:2021年12月2日(お客さまからのお問合せに基づく社内調査)
イ、着服行為期間:2018年11月~2020年3月
ウ、被害状況:2名、442万円(中野支店のお客さま)
エ、元社員属性:30代・男性(2021年12月17日懲戒解雇)
 池袋支店(2009年4月~2016年3月)
 中野支店(2016年4月~2021年9月)
 事務管理部(2021年10月~2021年12月)に勤務
オ、着服の方法:お客さまから事前にお預かりした書類を悪用し、お客さまがご来店していると見せかけて店舗内の出金機を備えたお客さま対応ブースで単独で操作を行い、現金を着服した。
カ、着服金の資金使途:生活費等に使用したと述べる
以上、

長年にわたって着服、ダブルチェック機能がまったく機能していないのだろう。これでは犯罪者を創ってしまう。

 

[ 2021年12月21日 ]

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