アイコン 日大は金の成る木 井ノ口+籔本容疑者再逮捕


東京地検特捜部は27日、日大付属板橋病院の医療機器納入などを巡り、日大に約2億円の損害を与えたとして、日大元理事の井ノ口忠男容疑者(64)と、安倍元首相のゴルフ仲間で医療法人「錦秀会」前理事長の籔本雅巳容疑者(61)の2人を背任容疑で再逮捕した。
関係者によると、板橋病院ではCT(コンピューター断層撮影装置)などの医療機器が耐用期限を迎えたことから、井ノ口元理事が取締役を務めていた「(株)日本大学事業部」が新たな業者の選定を担った。
(株)日本大学事業部は、海外メーカーの機器7台を選び、日大が今春、7年間で約15億円のリース契約をリース会社と締結した。
この機器納入などの過程で、井ノ口元理事が関与して、籔本前理事長が全額出資するコンサルタント会社に資金が送金されたという。

ペーパー会社は東京都港区にあり、籔本容疑者が全株式を所有。登記上の業務はコンサルタントなどだが、経営実体はない。
設計代金については、2億2000万円が年8月上旬、同社の預金口座に入金され、経理上は会社の売り上げとして計上そのごされ、その後、配当金として同容疑者に支払われた。また流出金の一部は、この会社の登記上の代表を務める男性の給与などにも充てられたという。
井ノ口容疑者は、流出金を直接は受け取っていないとみられるが、錦秀会のグループ会社から複数の会社を通じて現金数千万円を受領した疑いがあり、実質的な「分け前」だった可能性がある。
特捜部は、多額の利益を得るため、両容疑者が協力して資金流出を計画したとみて調べを進めていた。
以上、

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籔本容疑者を日大に繋げたという井ノ口忠男容疑者の関係者の実業家、この関係者も日大と深い取引関係にあるという。

検察が動いた背景
9月3日菅首相が2A連合から袖にされて総裁選に立候補しないと表明、
9月4日、前首相は自派閥に対して無派閥の・・支援を要請、
9月8日からの日大に対する東京特捜の動きは、前首相の政治的な影響力が大幅に低下すると見て、これまで警察や検察、文科省などが伏魔殿・特別待遇にして動かなかった日大に対して、大メスを入れたものと推察される。当然、日大に絡み前首相のゴルフ仲間である薮本容疑者が絡んでいたことにも関係があろう。

また、元首相と検察トップの確執は、当時首相だった昨年1月、首相の意中の人物・黒川東京高検検事長を検事総長に据えようと、異例の定年延長を閣議決定したことに始まっている。
しかし、文春砲は昨年5月、黒川氏が掛けマージャン報道、黒川氏は辞任・辞職に追い込まれて完全失脚。検察庁内では予定通り林氏が7月に検事総長に就任した。
元首相にしても花盛り掛け問題を抱え、今回の日大+錦秀会問題により、現首相を怒らせることはできなくなったものと見られる。
岸田氏も横滑りの経産相を除き、細田派からの大臣ポストを派内の非安倍派を多用していることからも窺い知れる。
ただ、岸田氏にしても検察と喧嘩し林現検事総長を当時左遷させた元法務大臣を派閥に抱えている。岸田氏も新内閣で大臣には起用しなかった。

岸田内閣にあり、まだ岸田氏が党のキャスティングボードを握ったとはいえず、選挙結果で勝てば錦を飾れようが、負ければまた超ご高齢の蛆虫フィクサーたちが蠢くことになる。そして、検察も政治家たちに囚われることになる。
ただ、検事総長にしても、政治家とかかわれば、ろくなことはないとして、政治家絡みはペンを折ることも考えられる。

[ 2021年10月28日 ]

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