ミサワホーム、京阪電鉄不動産、医療法人一輝会(神戸市)の3者は、特定建築者として計画を進める、神戸市新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業「大橋7第2工区」において、同市の再開発で初となる分譲マンションと病院の複合施設「ASMACI 神戸新長田」を着工した。病院との連携により住民の健康増進に寄与し、将来にわたり安心できる住環境を提供するとともに、病院前広場の活用により地域交流と健康を育む場として2023年1月に竣工予定。
ミサワホームは、医療・介護・子育て支援を中心に、地域や社会の抱える課題解決に向けた複合開発やコンパクトシティ型の不動産開発など、未来を見据えたまちづくり事業に取り組んでいる。
また、京阪電鉄不動産は、「安全安心」「暮らしやすさ」「心の豊かさ」の3つの価値を人々に提供するとともに、より快適で安心な生活環境を整備した街づくり、住まいづくりを展開している。
そして、神戸市で1970年に開業し、50年以上にわたり地域医療を支えてきた一輝会は、これまで以上に地域と連携することで、より安心して利用しやすい病院を目指し、建物の老朽化に合わせた移転を検討していた。
病院の移転に伴う複合開発の実績により、一輝会から病院移転の相談を受けたミサワホームは、関西圏を中心に豊富な分譲マンション供給実績を持つ京阪電鉄不動産とともに、3者で連携し、住民や地域の人々に健康意識や安心をはじめ様々な価値を提供する住宅と病院の複合施設を計画。
この再開発の中で、ミサワホームを代表事業者とする3者は、この度、当再開発事業の特定建築者として、複合施設「ASMACI 神戸新長田」を着工した。
「ASMACI 神戸新長田」は、ミサワホームと京阪電鉄不動産が共同で販売する分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」全80戸と、一輝会が運営する「荻原記念病院」との複合施設。
地域の人々のつながりと健康への意識を育む、住宅と医療による新しいランドマークを目指すとしている。
以上、
病院の建て替えも大変な資金が要るが、こうした組み合わせで建て替えも可能になる見本だろう。都心にある大学キャンパスも不動産開発のターゲットになっている。