16日午後、韓国起亜自動車の光州工場の稼動が中断された。起亜自動車の一次下請の部品会社の労使対立のため部品供給がストップしたことによるもの。
これに先立ち、自動車車体部品生産会社の「湖源」の民主労総金属労組所属の湖源労組が16日午前から工場を占拠して座り込みに入り生産と部品搬出が止まった。組合は不当解雇撤回と労組活動保障などを要求し1年以上にわたり会社側と深刻な対立を生じさせてきていた。
起亜自動車光州工場は在庫品で工場稼動を続けたが、午後3時を前後して稼動が中断した。生産が中断された車種は主力車種であるセルトス、ソウル、スポーテージ、ボンゴトラックなど。
起亜自動車関係者は「早急な操業再開を望む。稼動再開時期は不透明だ」と話した。
以上、
韓国で左派政権が続く限り、民主労総は勢力を拡大し続け、左派政権でも手がつけられなくなる政治性と狂気性を有している。
韓国の自動車産業は岩盤の400万台を割り込み、メーカーは海外生産を加速させている。そうした中、雇用創出のため、光州市は文政権の支援の下、自動車製造受託工場を建設するとし、現代自動車と生産委託車両と生産指導などにつき基本契約を締結していた。2022年に稼動させるというものだったが、案件が空中分解していなければ、当然、現在建設は進んでいるものと見られる。低賃金での雇用と生産、市による従業員宿舎などの支援なども盛り込まれていた。