同社の当期はすったもんだした前田道路の吸収により、大幅に売上高を増加させ、準大手グループから一歩抜け出した感がある。同社は当期の建設業界について、関連予算の執行により公共投資は堅調に推移し、設備投資においても持ち直しの動きが見られた一方で、住宅建設はおおむね横ばいで推移し、依然として先行きの不透明な状況が続いた。
同社は前田道路及び前田製作所の3社で、今年2月、グループ全体として共同持株会社を設立し経営統合することを決定している。
関係の東洋建設も組み入れたら1兆円ゼネコンに近づくことになる。
同社に対しては、ダボハゼ、噛み付き亀の旧村上ファンド系がちょっかいを出しており、雷さんを落として噛み付き亀から離脱しなければ、経営どころではなくなる。今や本場の米の巨額ハゲタカファンドや米国の助言会社などとグルになっており、早期の対策が必要だろう。大豊建設の似の前になる。