アイコン (5)スーパーゼネコン4社中間決算まとめ 追 竹中工務店の決算 受注残付き


竹中工務店は建築主体でありスーパーゼネコンの一角であるが、非上場でもありあまり目立たない。官庁工事はリニアも国土強靭化も土木主体、同社への恩恵は他のスーパーゼネコン4社と異なり限られている。

目下、建築需要が増加しているが、営業利益率は17年期の8.3%をピークに減少傾向が続いており、積極的な受注活動には限界があるのかもしれない。同社は特命工事比率が高い点が受注の安定性に貢献している。

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<非上場のスーパーゼネコン 竹中工務店>


スクロール→

 竹中工務店 21年12月期第2四半期(6月)

連結

売上高

営業利益

営業

前期

/億円

売上高

前期

前比

営利

前期

前比

営利

建設事業

5,455

5,869

-7.1%

171

183

-6.6%

3.1%

3.1%

開発事業

214

203

5.4%

22

18

22.2%

10.3%

8.9%

その他

302

280

7.9%

17

18

-5.6%

5.6%

6.4%

合計

5,960

6,325

-5.8%

212

220

-3.6%

3.6%

3.5%

・竹中工務店は9割以上が建築事業

 


スクロール→

竹中工務店

連結/億円

売上高  

営業利益

営利率

当期利益

15/12

12,843

598

4.6%

441

16/12

12,165

913

8.2%

614

17/12

12,959

1,079

8.3%

757

18/12

13,536

850

6.3%

636

19/12

13,520

802

5.9%

689

20/12

12,377

397

3.2%

305

21/12Q

4,709

139

3.0%

145

20/12Q2

5,032

200

4.0%

207

前年同期比

-6.4%

-30.5%

 

-30.0%

 


スクロール→

竹中工務店 2021/12月期中間期(6月)

 

建築

土木 

合計

/億円

受注高

受注残

受注高

受注残

受注高

受注残

20Q2

3,544

11,415

149

286

3,833

11,769

21Q2

3,254

11,414

164

320

3,554

11,766

前期比

-8.2%

0.0%

10.1%

11.9%

-7.3%

0.0%

2012

9,052

12,541

328

308

9,664

12,921

1912

10,569

12,607

219

290

11,080

12,966

1812

10,400

12,057

328

309

11,028

12,425

・合計には開発が入っている。同社の建築の特命受注率は40%以上

[ 2021年11月29日 ]

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