昔から東南アジア展開もしている同社は当期の国内建設市場について、政府建設投資は堅調に推移しているが、新コロナ感染拡大の影響で民間の設備投資計画の見直しや先送りが発生して、非住宅建設投資が縮小し、また、東南アジア諸国においても経済活動が大きく後退するとともに、外出が制限され受注活動や工事に制約があった国もあり、国内海外ともに厳しい受注環境となったとしている。
東南アジアの架け橋になり続けている同社に対しては、国は優先的に発注すべきではないだろうか。地方も国も手変え品変え天下りを抱える企業最優先の土建官僚国家ではいつまでも世界には通用しない。