日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が21日発表した4月の全国食品スーパー売上高(速報値)は、全店ベースで前年同月比▲5.4%減だった。
新コロナの影響による巣ごもり需要で伸びた前年の反動が出て、3ヶ月連続で前年実績を下回った。新型コロナの感染が発生する前の2019年4月と比べると既存店ベースでは4.4%増だった。
全店ベースで構成比率の高い青果・水産・畜産3部門の合計は▲6.2%減だった。青果は▲8.7%減、水産が▲2.2%減、畜産がクラスターのお家パーティの減少で▲9.9%減となった。ただ、3部門とも2019年4月と比べると5%を上回る伸びとなっている。
スクロール→
スーパーマーケット 4月の実績
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2021年
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前年比
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/百万円
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総売上高
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-5.4%
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949,975
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食品合計
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-6.2%
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863,633
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生鮮3品計
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-7.6%
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326,042
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青果
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-8.7%
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130,477
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水産
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-2.2%
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83,045
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畜産
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-9.9%
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112,518
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惣菜
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9.0%
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98,215
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日配
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-7.1%
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187,522
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一般食品
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-8.7%
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251,852
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非食品
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2.4%
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63,723
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その他
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3.7%
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22,617
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↓全店の売上高と前年同月比(九州は少なさ過ぎるのでは・・・)
スクロール→
スーパーマーケット 4月地域別実績
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2021年
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前年比
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/百万円
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北海道・東北
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-3.5%
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127,066
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関東
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-6.8%
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350,627
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中部
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-5.4%
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113,631
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近畿
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-5.1%
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217,209
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中四国
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-4.7%
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94,069
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九州・沖縄
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-2.4%
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47,370
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