北京日報は21日、20日に正式開業したユニバーサル・スタジオ・北京のジェットコースターに乗った複数の市民が頸椎(けいつい/首の骨)のズレを訴えていると報じた。
今月1日からプレオープンし、20日にグランドオープンしたユニバーサル・スタジオ・北京を利用した複数のネットユーザーから「ディセプティコン・ジェットコースターに乗って頸椎がずれた」との声が寄せられているという。
ユーザーの中には、ジェットコースターに乗った後で頸椎部分が痛み続けたため、病院でレントゲン写真を撮影したところ、頸椎にズレが生じていたことが分かったという。
四川大学華西医院脊柱外科主任の劉浩教授は、「首が前後した時に非常に大きな力を受け、なおかつ筋肉量が不足している場合に頸椎のズレが生じうる」としている。
US北京では、ジェットコースター搭乗時、ヘッドレストに頭をずっとつけているよう指示しているが、こうした正しい姿勢で乗らなければ、突然の加速によって、頸椎に損傷を受ける可能性があるという。