国交省は、交通事故の原因を詳しく調べるため、乗用車にアクセルやブレーキの操作状況や速度の変化などを記録する装置「EDR」(運転記録装置)を、来年7月以降の新型車に設置するよう義務づけた。
乗用車や総重量が3.5トン以下の貨物車のうち、来年7月以降の新型車が設置の対象となる。
すでにあるモデルの新車についても、令和8年7月以降に生産されるものから適用される。
ドライブレコーダーが映像と音声を記録するのに対し、
EDRは、
▽事故の5秒前から0.5秒ごとの、速度やアクセルペダルの踏み込み具合、ブレーキペダルの踏み込みの有無、
▽事故1秒前のシートベルト着用、
▽事故後の速度の変化状況
などを数値などで記録する。