アイコン 都道府県魅力度ランキング2021 長崎県8位に躍進 千葉・宮崎県も躍進 佐賀は・・

Posted:[ 2021年10月11日 ]

ブランド研究所が発表した「都道府県魅力度ランキング2021」では、最も魅力度が高かったのは北海道で73.4点を採った北海道で2009年から13年連続で1位となった。前年の60.8点から大幅上昇となった。
「とても魅力的」が57.6%、「やや魅力的」が31.5%で、合計ではおよそ9割が北海道を「魅力的」と答えている。一方で「あまり魅力的でない」「全く魅力体でない」は合計でも1.0%と少ない。

2位は京都府でこちらも13年連続の2位。点数は前年の49.9点から56.4.点へ上昇。「とても魅力的」との回答率が前年の29.4%から今年は36.1%へと急増している。
3位は沖縄県、4位は東京都の順位は前年と同じだが、いずれも魅力度が10ポイント以上も上昇している。
5位は大阪府。前年より10ポイント以上も上昇する42.0点で、神奈川県を抜いて調査開始以来最高順位を記録した(点数も最高点)。
6位の神奈川県は順位こそ1つ下げたが、点数は40.0点と前年より5.3ポイントも上昇している。
福岡県は7位となり、これは2013年と2014年に並ぶ最高位タイとなった。
同じ九州では長崎県も順位を3つ上昇して8位となり、2015年の軍艦島等が産業の世界遺産となった時以来のベスト10入りを果たした。2018年の隠れキリシタンの世界遺産登録の関係だろうか。



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千葉県の大躍進は、メディアがこの間集中して千葉県を魅力的に取り上げており、その効果と見られる。東京からも神奈川からも近く、湾入口の深海魚等、太平洋岸ではサーフィンなどの海岸線、移住地としても数多く取り上げられている。

メディアの発信をいかに利用するか、各都道府県とも官庁と地元とのコラボにより魅力を演出してきているが、メディアに取り上げられなければ、周知されずブランド価値は低く、集客もままならず、銭の浪費で終わる。代表例が山口知事になりいろいろな取り組みを行っている佐賀県だろうか。

メディアに取り上げられるには話題性の演出、CMのための銭も必要であろうが限りがある。芸能人や地元出身のメディア関係者を最大限利用し、発信させることも必要だろう。
ブランド価値の多くはメディアが演出している現実がある。上位陣以外はいろいろな機会あるごとにメディアが取り上げるように動くしかない。時として法螺貝も何本も必要である。

当調査は都道府県ごとの魅力度や認知度など89の項目で調査を行い、全国の20代から70代の男女3万5000人余りから回答があった。
その中の魅力度ランキングでは、「どの程度魅力的に思うか」を質問し「とても魅力的」から「まったく魅力的でない」までの5段階評価、うち「とても魅力的」と「やや魅力的」と各地域を「魅力的」と回答した回答者割合のみを反映し、それぞれ選択肢に付与した点数を加重平均したものとなっている。

<2021、都道府県別魅力度ランキング>
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