中国の不動産デベロッパー最大手の恒大集団は、9月23日に期限を迎えていたドル建て債利払いの資金を今月21日に受託者の口座に送金した関係筋が22日に明らかにしたとロイターが報じた。翌23日が30日間の利払い猶予期間の期限で、土壇場でデフォルトを回避することになる。
21日にドル建て債の利払いとして8350万ドル(約95億円)をシティバンクの受託者口座に送金したという。これにより、全ての社債保有者が利払い猶予期間が終了する23日までに利払いを受けられることになる。利払い資金の送金については中国政府系の証券時報が先に報じていた。
これを受け、東証株価は若干値上がった。
中国製品急騰
安かろう、・・ろうの中国製品、今では大手メーカー品は品質も向上し世界を席巻している。
その中国製品が、資源高騰、鉄鋼製品・アルミ製品・レアメタル組み込み製品高騰、半導体・ディスプレー製品高騰、電力高騰、物流経費・船賃高騰などで大幅に値上がりしている。中国は世界最大のサプライチェーン国でもあり、その影響は計り知れない。