経産省が発表した9月の企業の生産活動を示す鉱工業生産指数は、前月を▲5.4%下回って3ヶ月連続の低下となった。
7月からのデルタ株による感染急増、それに伴う宣言措置などによる防疫体制強化による消費減退が内需関連の製造業の生産を低迷させ、自動車における半導体や部品不足による大幅減産に伴う玉不足からの販売不振に陥っている自動車業界などの影響が出ている。
政府は9月の基調判断を、
今月は生産、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇であった。
製造工業生産予測調査によると、10月、11月ともに上昇を予測している。
総じてみれば、生産は足踏みをしている。
としている。