鹿児島県は15日、出水市の養鶏場で、県内で今季1例目となる高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、13日、半径3キロ以内にある23の養鶏場を検査した結果、約2.5キロ離れた別の養鶏場でも感染が疑われるニワトリが見つかり、国の検査機関で鳥インフルエンザかどうかを確認する遺伝子検査を行ったところ、高病原性の「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
これを受け、感染の拡大を防ぐため、15日、この養鶏場で飼育している約1万1000羽のすべてのニワトリを埋め、処分した。
鹿児島県内の養鶏場で今季2例目、国内での確認は3例目となった。
県は、ウイルスは確実に県内に侵入していて、いつどこで発生してもおかしくない状況、各養鶏場では感染を広げないための対策を徹底してほしいとしている。
以上、