日本鉄鋼連盟は22日、10月の国内粗鋼生産量が前年同月比14.3%増の822万4千トンだったと発表した。前年同月を8ヶ月連続で上回ったが、9月まで前年比で20%以上だった増加率は縮小した。
昨年は秋以降、高炉の再稼働が本格化したこともあり、新型コロナウイルス禍で減少した対昨年の反動増の幅が小さくなりつつある。
用途が広い普通鋼の生産量は10.3%増の632万2千トンで、自動車部品など製造業向けが大半の特殊鋼は29.6%増の190万3千トンだった。ともに8ヶ月連続で前年を超えた。
銑鉄生産は586.7万トンと前月比0.6%増、前年同月比14.7%増となり、前年同月比では8ヶ月連続増。
○ 粗鋼生産は822.4万トンと前月比1.0%増、前年同月比14.3%増となり、前年同月比では8ヶ月連続増。
10月の1日当たり粗鋼生産は26.5万トンで、9月の同27.1万トン比▲2.3%減となった。
○ 炉別生産では、
転炉鋼が601.3万トンと前月比▲0.2%減、前年同月比13.4%増、
電炉鋼が221.2万トンと前月比4.3%増、前年同月比16.6%増となり、前年同月比では転炉鋼は8ヶ月連続増、電炉鋼も8ヶ月連続増となった。
○ 鋼種別生産では、
普通鋼が632.2万トンと前月比1.7%増、前年同月比10.3%増となり、8ヶ月連続増
特殊鋼が190.3万トンと前月比▲1.3%減、前年同月比29.6%増となり、前年同月比では8ヶ月連続増となった。
○ 熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)の生産は710.7万トンと前月比横ばい、前年同月比10.0%増となり、前年同月比では8ヶ月連続増。
○ 普通鋼熱間圧延鋼材の生産は561.3万トンと前月比1.4%増、前年同月比10.5%増となり、前年同月比では8ヶ月連続増となった。
○ 特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は149.5万トンと前月比▲4.7%減、前年同月比8.0%増となり、前年同月比では10ヶ月連続増となった。
以上、
自動車は生産が減少しているにもかかわらず、鋼材は増加し続けているようだ。
9月の中間決算ではゼネコンは建築資材高で大幅減益となっている。一方、日本製鉄は大儲けしている。
スクロール→
日本製鉄決算 中間期 IFRS基準
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連結/百万円
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19/3期
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20/3期
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21/3期
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21/3期予想
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売上高
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6,177,947
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5,921,525
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4,829,272
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6,700,000
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営業利益
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265,111
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-406,119
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11,381
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800,000
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営利率
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4.29%
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0.24%
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11.94%
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経常利益
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248,769
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-423,572
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-8,656
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当期利益
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251,169
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-431,513
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-32,432
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520,000
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22/3月期Q2=中間期
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売上高
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前期比
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営業利益
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営業利益率
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21/3期Q2
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2,241,992
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-26.4%
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-148,810
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-
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22/3期Q2
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3,163,943
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41.1%
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428,398
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13.5%
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