3ヶ月ごとに発表される日銀が発表した短観=企業短期経済観測調査で、大企業の製造業の景気判断を示す指数は前回と変わらず、横ばいとなった一方、非製造業は緊急事態宣言の解除を受けて宿泊・飲食サービスなどで持ち直しの動きが強まり、プラス9ポイントと大きく改善した。
しかし、飲食・宿泊の現実はまだマイナス幅が大幅に大きく、改善した状態ではない。
新コロナがこのまま収束し続ければ、GoToキャンペーンも再開されようが、ワクチンの有効期限切れが明らかになっており、目先、そのまま帰国者を自宅に帰せば、オミクロン株が市中感染、拡大は免れず、またテンヤワンヤになる可能性もある。
政府は防疫強化を最大化させているものの、ちょっと異質な厚労省の入管当局の防疫体制にすべてが委ねられている。