女子テニス選手の騒動が冷めやらぬ中国で、地方の小学校女性教師が妊娠した状態で強制的に精神病院に監禁されたとし、緊急救助を要請したとして話題になっている。
湖南省湘西永順県の桃子渓小学校で教師をしている李田田さんは、自分が精神病院送りになった理由が「南京大虐殺」に関連して中国当局の立場と相反する発言をしたためだと訴えているという。
事の始まりは、上海の専門大学である震旦学院の宋庚一教師が今月初めの授業で、南京大虐殺の「30万人死亡」は数字の証拠が不足しているとの発言で今月16日に解職された事件があったが、告発した動画が悪意のある編集されたものとして他国からも私的されていた。
それに対し今回、李さんは、17日にこの事件について中国のSNSであるWeiboで指摘し、「同僚教師として、宋庚一教師の授業内容には問題がなく、問題は彼女の学生と彼女を解職させた学校、官営メディアの報道、沈黙する知識分子にある」とし「宋教師の前後発言を見れば教壇での発言には扇動や挑発が全くなく、南京大虐殺の暴行を抹殺していない」と話した。
その後、李さんのWeiboでのコメントで、「永順県教育体育局と公安局、議員関係者がやってきて脅す」とし、精神に問題があるという理由で、病院に行って注射を打って治療受け取ることを要求したと暴露していたというのがおおまかな経緯である。
以上、報道より参照