岡山県の伊原木知事は27日、自らの後援会など関係する2つの政治団体が、平成25年以降、個人から年間に受け取れる法律の上限の150万円を超える寄付を知事の父親や妹から複数の政治団体を経由して受けていたとされる問題で、平成25年以降、総額で3950万円受け取っていたことを明らかにした。
伊原木知事は冒頭「法律の趣旨を逸脱していると言われてもやむをえない取り扱いがされていたことが判明した」として謝罪した。
そして、後援会など2団体が昨年までの3年間に1950万円を法律の上限を超えて父親から受け取っていたことを認め、さらに平成25年と26年に、後援会が知事の妹2人からも同様の方法で合わせて2000万円を受け取っていたことを明らかにした。