サウジは中国の支援を受け独自のミサイル開発に当たっているという。原油ではOPEC+α、サウジはOPECの盟主として、αのロシアと相互利益面で強く関係している。一方で米国との関係も深いが油の王様の独裁国でもある。人権問題では民主党の米国とは対立している。
原油価格はオミクロン株出現で12月1日65ドル台まで下がったが、その後オミクロン株は感染力は強いものの重症化リスクは低いとして、感染者がいくら増えてもロックダウン等の兆しなし、欧米等の経済活動は活発と判断し、冬季需要期の真っ只中、原油価格はじりじり値を上げ、再び80ドル台に至っている。
1月4日21万8千人の感染者が発声した英国では、正月が明けて規制解除を再考すると見られていたが、規制強化しない方針を打ち出している。もはやワクチン接種をしない人たちは死んでも自己責任、重症化率が高くワクチン接種率や追加接種率の高い老人たちが感染して死んでも仕方ないと高齢者切り捨て策と結果行っている。これまで死亡率が低く100人台だったが、感染者増と時間の経過により直近では300人台と増加してきている。英国のワクチン2回完了率は69.7%、追加接種率は50.7%(1/5日現在)。
各国とも感染者増でも死亡者増でも慣れてしまい、不感症になっている。
日本はとせるベースの原油価格の値上がりに加え、円安による価格上昇という2重の値上がりとなっている。ドル円は115円台後半で推移、市場116円台となっていた。昨年12月1日は112円台だった。