アイコン 原油価格、再び83ドルに高騰


米国と強調した主要国の原油備蓄在庫の一斉放出、オミクロン株の猛威にもかかわらず、投機筋の超金余り現象により原油価格は再び高騰し83ドルを付けている。

WTI原油先物価格は1月13日14.50分現在82.42ドル、為替は1ドル114.499円
天然ガスNYMEX価格は、4,698ドル/2019年12月2,292ドル

世界最大の産油国でありLNG産出国の米国のシェールガス+オイル生産企業に対し、パイプラインの新設認可(拒否中)や増産のための新規投資に関わる税制優遇措置など図らないバイデン政権にすべての責任がある。原油・天然ガス価格の高騰は世界中で恐怖のスタフグレーション(消費低迷下の物価高)に陥る国が続出する可能性が高い。

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ましてや米国では消費インフレ率が7.0%(12月)に達し、3月にも金利を引き上げる可能性が高くなっており、新コロナ・オミクロン株で世界中が翻弄される中、特に打撃を受けている新興国の為替安により、そうした国の輸入価格は高騰し、スタフグレーションは確実視されてきている。米国一国主義はトランプ政権と何ら変わらず。企業による経済統治である新自由主義経済は恐慌も含めすべてを内包している。

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[ 2022年1月13日 ]

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