トヨタは1日、部品会社へのサイバー攻撃を受けて国内全工場(14工場28ライン)の稼働を止めた。日野自動車やダイハツ工業の工場も止まった。
トヨタは、部品をつくるサプライヤーがサイバー攻撃を受け、部品供給を管理するトヨタのシステムを止めたもので、「ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)」による攻撃を受けた。詳細は専門家を交えて調査を進める。
サイバー攻撃を受けたのはトヨタの主要なサプライヤーの1社で、樹脂部品を手掛ける小島プレス工業(愛知県豊田市)だった。同社は2月26日夜にサイバー攻撃を受け、システムの一部に障害が発生し、すべてのサーバーを自主的に落としたという。生産に関わるデータを扱うサーバーの復旧を最優先に急いでいますが、目処は立っていないという。
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なお、トヨタでは応急対応により、2日から工場は稼動すると発表している。
目に見えぬものには極力金を出さない日本人の特性が攻撃にさらされた可能性もある。