自動車用半導体不足、半導体パッケージ製品不足、サプライチェーンの新コロナと福島沖地震の影響問題、業界にとってマイナス要因ばかり続いているが、ここにきて中国も新コロナでロックダウンするなど怪しくなってきている。
中国は1000人以上の感染者が日々発生しているが、無症状者はカウント発表しないことから実際どれほど感染者が発生しているのか不明。
それでも上海では2ブロックに分け、ロックダウンして市民2400万人の一斉検査を実施しており、感染者増でロックダウン解除の予定日も延長している。
中国では「ゼロコロナ」策との戦いになっており、既存のオミクロンBA1により2割前後感染力が強いBA2が東アジアでも感染拡大しており、さらにBA2より10%感染力が強いとされるXE株まで出現してきている。中国への浸透も時間の問題であろうが。
中国のこうした規制強化は自動車の販売ばかりか生産にも支障をきたし、特にサプライチェーンの部品が問題となってくる。