アイコン 破談となったエジソンEVの双龍自買収劇 不正取引疑惑で調査開始 株取引停止


隣国取引所は、双竜自動車の買収が不調に終わったエジソンモータースを巡り、同社の関連上場企業エジソンEVによる不正取引の疑いについて調査を開始したもようだと報道されている。
エジソンEVは昨年の財務諸表について、会計監査法人が監査報告書で「監査意見不表明」の判断を下し、3月30日から売買が停止された。監査意見不表明は上場廃止理由になる。

業界によると、取引所と金融当局は昨年6月から続いたエジソンEVの株価急騰の過程における不正な取引の有無などを調べる方針とされる。
エジソンモータースを中心とするコンソーシアムは、双竜自動車買収代金の残金2743億ウォン(約276億円)を期限の今月25日までに納付できず、買収が不調に終わったばかり。
このため、「最初からエジソンEVの株価をつり上げるために買収を試みたのではないか」という疑惑が浮上している。

エジソンEVには過去にも不正取引疑惑が指摘されている。
昨年5月末、隣国のDMHなど5つの投資組合が、エジソンEVの筆頭株主の保有株式16万~53万株を取得後、株価が急騰した昨年7月に株式を大量売却している。5月末に9,230ウォンだったエジソンEV株価は7月末には4万1,900ウォンへと4倍以上急騰していた。

 

スポンサーリンク

その後株価は下げ、昨年9~10月は6,000~7,000ウォンで推移。
そして昨年11月11日、双竜自動車の買収話から6万3400ウォンまで上昇、取引時間中には8万2400ウォンの最高値を付けた。

今回の売買停止直前の3月29日にも株価が乱高下。1万ウォンで寄り付いた後、会社側が「エジソンモータースとエジソンEVが前日、裁判所に双竜自買収契約解除の効力停止を求める仮処分申請を行った」との情報を開示したところ、株価は一時1万4900ウォンまで上昇したが、その後1万1600ウォンまで下げ、同価格で売買は停止されている。

監査意見を表明しなかった三和会計法人は監査報告書で、「流動負債が流動資産を上回っており、営業損失が発生した。会社の存続能力に重大な疑問を提起するに足りる重要な不確実性が存在する」と指摘した。
エジソンEVは昨年、営業損益が▲約4億ウォンの赤字となるなど、2018年から4年連続で営業赤字を計上している。
取引所は4月11日までにエジソンEVが会計法人から「監査意見不表明の事由が解消した」という確認書を提出できなければ、上場廃止の判断手続きに入る。
 上場廃止となれば、小口株主が被害を受ける可能性がある。昨年末時点でエジソンEVの小口株主は10万4615人で、株式全体の80.3%を保有している。20年末に5155人に過ぎなかった小口株主は20倍に増えている。
 エジソンEV関係者は「金融当局の資料要請があり、投資組合側に資料を求めている状況だが、まだ回答を受け取っていないとしている。会社としては正確な投資関連情報を伝えており、株価は株式市場の需給などで決まったものだ」と主張している。
以上、隣国紙参照

アシアナ航空買収話でも、HDC現代産業開発が契約金だけ支払い、本体を支払うことができず、話は流れ、結局、大韓航空が買収した。
その現代産業開発は、ビル解体現場でバス停留所のバス直撃のビル崩壊事件を発生させ、先般は光州市で超高層マンション建設現場で不正建築により、ビル崩落事件を引き起こしている。 
代表は現代財閥一族だが現代自動車Gや現代重工Gとは関係はなく、隣国特有の近親者仲も悪いようだ。

[ 2022年3月31日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧