中国税関総署が9日発表した4月の輸出は、ドルベースで前年同月比3.9%増と、2020年6月以来の小さな伸びにとどまった。3月は14.7%増加していた。
一方、輸入は前年同月比で変わらずで3月は▲0.1%減少だった。
1~4月の輸出ではドル建てで前年比12.5%増加、輸入は同7.1%増加となっている。
中国税関総署が9日発表した4月の輸出は、ドルベースで前年同月比3.9%増と、2020年6月以来の小さな伸びにとどまった。3月は14.7%増加していた。
一方、輸入は前年同月比で変わらずで3月は▲0.1%減少だった。
1~4月の輸出ではドル建てで前年比12.5%増加、輸入は同7.1%増加となっている。
2400万人の商業都市の上海が長期ロックダウンに入るなど新型コロナウイルス感染拡大で需要が鈍化し、生産にも支障が出たほか、物流の混乱も招いている。
4月下旬からは北京にも飛び火している。
ゼロコロナ策の中国、パッパラカンの韓国は規制のほとんどを解除、中国は韓国からの輸入物については、輸送時間も短く、コロナウイルス検査を拡大させている。
中国のゼロコロナ策は、感染者と濃厚接触者を全員隔離施設に入れ、市中での感染拡大を最大限防止するというもの、
隔離施設内での感染拡大についてはやむをえないとしている。隔離施設は1ヶ所で数千人単位が入れる施設で、医療も密着させている。
今や中国が風邪を引くと日本も韓国も寝込んでしまう経済時世。