同社は22年3月期の建設事業の受注高について、国内建築事業及び子会社の海外建築事業において増加したことなどから、前期比1,847億円増、9.9%増の2兆424億円となった。
その内訳は国内建築事業1兆2,173億円、海外建築事業3,405億円、国内土木事業4,084億円、海外土木事業761億円。
建設事業の売上高については、国内建築事業において複数の大型工事が堅調に進捗し売上計上が増加したことなどから、前期比1,119億円増、6.6%増の1兆7,952億円となった。
その内訳は、国内建築事業1兆599億円、海外建築事業2,988億円、国内土木事業3,468億円、海外土木事業896億円。
また、営業利益については、国内建築事業の大規模工事複数件において工事損失引当金(計上額395億円)を計上したことなどから、前期比▲907億円減、▲83.66%減の178億円となったとしている。
国内建築工事の営業利益は損失引当金により赤字となっており、高層などの複数案件で瑕疵があったのだろうか。