経産省が発表した企業の生産活動を示す6月の鉱工業生産指数は、2015年を100とした指数で95.8となり、前月を8.9%上回って3ヶ月ぶりに上昇した。
経産省は生産の基調判断を「弱含み」から「一進一退」に上方修正した。
ただ、7月以降は、感染急拡大のBA.5型の影響を受ける可能性があるが、感染拡大は日本だけが際立っており、輸出企業を中心に回復してくるものと見られる。主要企業を対象とした製造工業生産予測調査によると、7月は前月比3.8%上昇、8月は同6.0%の上昇を見込んでいる。
今後の未知数は、中国のコロナによる主要都市の新たなロックダウン、金利高による米経済のリセッションの動きが強まれば設備投資減退、その影響を連鎖的に受ける可能性がある。
<生産>
生産は、前月比8.9%の上昇。
上昇業種
自動車工業、電気・情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業等
低下業種
鉄鋼・非鉄金属工業、パルプ・紙・紙加工品工業、汎用・業務用機械工業等
<出荷>
出荷は、前月比4.6%の上昇。
上昇業種
自動車工業、電気・情報通信機械工業、生産用機械工業等
低下業種
石油・石炭製品工業、無機・有機化学工業
<在庫>
在庫は、前月比2.1%の上昇。
上昇業種
自動車工業、無機・有機化学工業、電子部品・デバイス工業等
低下業種
鉄鋼・非鉄金属工業、パルプ・紙・紙加工品工業、その他工業等
スクロール→
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6月の鉱工業生産指数 2022年
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2015年=100
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季節調整済み
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原指数
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指数
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前月比
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指数
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前年比
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生産
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95.8
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8.9%
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98.5
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-3.1%
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出荷
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93.3
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4.6%
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95.3
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-3.3%
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在庫
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99.8
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2.1%
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100.5
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4.4%
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在庫率
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118.4
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-1.0%
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116.6
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8.3%
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