日銀黒田総裁はこれまで円安になる発言ばかり繰り返し、頑固一徹、口先介入すらしない78歳で老害の領域に達している人。 このままでは160円に達してもビクともしないだろう。2007年と比較して2021年の輸出は伸びておらず、ドル換算では逆に減っている。
2007年から米国や世界のインフレ率も考慮する必要もある。これで円安は日本経済のためになるとの一点張り。原油と異なり石炭や天然ガス価格の上昇は高止まり、円安でさらに輸入価格は高騰している。
国債残が大きすぎて金利を上げられませんと正直にいえばいいものを(政府債残1000兆円+地方債160兆円/1%にすれば単純計算で金利だけで11兆6千億円増加する、紙切れを大量発行し続けない限り、穴埋めする財源などどこにもない。・・・思し召すままに)。
今回のドル高は米国の金利高に経済指数は悪化しているものの、まだ雇用指数や国際商品価格が高止まりしている商品もあり、インフレ退治を強力に推進するというパウエルFRB長官の発言も刺激、9月の金利上昇幅は0.75%が確定的となり3.25%まで米金利は上昇することを前提に上昇しているもの。
日本の基準金利はマイナス▲0.1%のまま凍結させており、米国との金利差は拡大する一方。
米国の一人相撲に世界各国は強制して参戦させられている。世界各国の為替市場は米製ハゲタカ軍団によりおもちゃ状態。