内閣府が発表した、企業の設備投資の先行きを示す機械受注統計によると、主な機械メーカーが今年7~9月までに国内の企業から受注した金額は、変動が大きい船舶と電力を除くと2兆7438億円で、前3ヶ月と比し▲1.6%減少した。受注額がマイナスになるのは2期ぶり、
内訳では、
製造業は電気機械や鉄鋼業などからの受注が減って前3ヶ月よりも▲2%、
非製造業も建設業などからの受注が減って▲1.4%それぞれ減少した。
これを踏まえ、内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」と下方修正した。
一方、今年10~12月の受注額については、経済活動の正常化に伴い設備投資も回復するとして3.6%の増加を見込んでいる。
以上、
9月の機械受注総額は8月は前月比▲9.5%減、9月は同3.3%減の2兆5,965億円だった。
スクロール→
機械受注/前期間比 /内閣府
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民需(
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うち製造
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うち非製造
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受注総額
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外需
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21/4~6月
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4.1%
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11.1%
|
-0.9%
|
2.1%
|
0.3%
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7~9月
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1.1%
|
7.2%
|
-3.6%
|
1.5%
|
4.1%
|
10~12月
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5.1%
|
3.1%
|
6.8%
|
9.0%
|
1.7%
|
22/1~3月
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-3.6%
|
0.8%
|
-8.1%
|
-9.7%
|
-6.6%
|
4~6月
|
8.1%
|
9.1%
|
7.6%
|
21.0%
|
31.4%
|
7~9月
|
-1.6%
|
-2.0%
|
-1.4%
|
-11.8%
|
-16.5%
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10~12月(見通し)
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3.6%
|
2.9%
|
4.6%
|
11.5%
|
16.5%
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・民需は造船・電力除いたもの
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↓機械メーカーの月別機械受注、外需も感受も船・電力も含めたもの
中国様の経済回復を待つしかない。ただ、中国の機械メーカーも眠れる獅子、新コロナから目覚めれば、日本の技術を全部パクって購入しないかもしれない。機械に電子技術を組み込む技術は世界トップクラス、利益に浮かれ研究開発投資しない日本の機械製造業はガラパゴス化する。
不正までして利益を出す経団連加盟の日本の大手製造業の根性の腐ったサラリーマ経営者たちでは如何ともしがたい。過去の経営者たちが残した遺産の利用価値=技術は何れ世間に通用しなくなる。研究開発投資を。
スクロール→
機械受注 /内閣府
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総受注
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うち外需
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前月比
|
兆円
|
前月比
|
兆円
|
22/1月
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-3.3%
|
2.75
|
0.9%
|
1.30
|
22/2月
|
-10.6%
|
2.45
|
-2.6%
|
1.26
|
22/3月
|
2.5%
|
2.52
|
-14.2%
|
1.08
|
22/4月
|
33.6%
|
3.36
|
52.1%
|
1.65
|
22/5月
|
-10.1%
|
3.02
|
-2.4%
|
1.61
|
22/6月
|
-2.2%
|
2.95
|
-4.6%
|
1.54
|
22/7月
|
0.3%
|
2.96
|
-2.4%
|
1.50
|
22/8月
|
-9.5%
|
2.68
|
-18.9%
|
1.21
|
22/9月
|
-3.3%
|
2.59
|
6.3%
|
1.29
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