2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の事業費膨張に歯止めがかからない。
2018年誘致では予算1250億円でスタート、これは建設費だけだったとのこと。それも資材等の高騰から2350億円に水膨れ、都心の建築代金が2018年当時から2倍の話は聞かない。
運営費は別途だったといい、1160億円也。
おまけに日本館建設費なども別途だったといい837億円也。
後出しジャンケンは政治家の常套手段だとしても、紙切れが増えるだけで誰も歯止めをかけないすばらしい國。結果、日本館等の建築代金等政府直接支出金を含め、合計額は4347億円まで膨れ上がっている。
1250億円でごまかし総支出4347億円、別途カウントされない夢洲以外の地下鉄整備費や道路整備費などの巨額インフラ工事もあり、政府がタンマリ助成している。
収入面では、チケット収入など969億円を計画。チケット販売計画枚数は2300万枚となっている。
日本国際博覧会協会は12月14日、運営費を当初計画の830億円から約4割増の1160億円とする案を公表した。
建設費は当初計画では1,250億円
20年12月に修正して1,850億円
23年さらに修正して2,350億円(うち350億円はリング建物の日除け/自見大臣)
★岸田首相、これ以上費用は増加しないと発言。
その後、別途、運営費と日本館建設費用として837億円かかると自見担当大臣。
11月27日の参院本会議で、自見英子万博担当相と西村康稔経済産業相は、2025年大阪万博は建設費の2,350億円とは別途、日本館の建設代や解体費用に360億円かかるなど次のように発言している。
会場建設費2,350億円以外の国費負担837億円。
その内訳は、
日本館建設関連が360億円、
途上国支援が240億円、
警備費199億円、
万博の機運醸成38億円。
主催者:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
開催地:大阪市此花区夢洲埋立空地
開催期間:2025年(令和7年)4月13日~10月13日の184日間
開催費用は当初から、大阪府と大阪市・財界・政府の3社が費用を3分担するとしている。
但し、開催費用には日本館は含んでいなかったようだ。
結果、国の負担は、2350億円の分担金とその分担金より多い837億円が支出されることになる。
また、万博協会は12月14日、運営費を当初計画の809億円から約4割増の1160億円にすると発表した。
この運営費も3分担ならば、建設費とは別に386億円の分担金が必要となる。
① 783億円、建設費2350億円の1/3の分担金
② 837億円、日本館の建設費等
③ 386億円、1160億円の運営費の分担金
合計、2006億円が国費直接支出
その他、開催地に直接関係しない地下鉄の整備事業、道路の整備事業等別途公共投資または公共投資の助成金として国費および大阪府+大阪市の公金が大量に投入されている。
スクロール→
2025年日本国際博覧会 /正式名称
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呼称
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「2025年大阪・関西万博」
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運営者
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2025年日本国際博覧会協会
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開催地
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大阪市此花区夢洲・埋立島
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開催期間
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2025年4月13日~10月13日の184日間
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開催予算
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4347億円(日本館含む)、チケット収入別途有り
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特記事項
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2030年カジノ(賭博場)開業計画に基づき、インフラを整備するための大阪万博開催。
インフラ整備の資金を国の資金で賄うため、当時の政府と大阪維新がチンのクソ関係となり開催を決定させたもの。
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大阪維新万博 総予算(日本館等政府支出含む)/億円
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建設費
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2,350
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協会予算案
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運営費
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1,160
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協会予算案
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政府直接費
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837
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政府直接支出予算
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総支出予算
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4,347
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協会分は政府・大阪府市・財界で分担
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収入の部
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チケット代等売上
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MAX 969
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協会計画
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大阪万博協会の予算
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建設費
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当初
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1,250億円
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(開催予算?)
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施設整備費
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700億円
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基盤インフラ整備費
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550億円
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20/12月、修正
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1,850億円
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施設整備費
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1180億円
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基盤インフラ整備費
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670億円
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23/11月、再修正
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2,350億円
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運営費
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当初
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809億円
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23/12月、修正
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1,160億円
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別途、国の大阪万博直接費用
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担当大臣
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23/11月、
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837億円
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初公表
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内訳
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日本館関連
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360億円
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途上国施設支援
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240億円
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警備費
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199億円
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日本館だけの警備費用?
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万博機運醸成
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24億円
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大阪万博 国の負担金 政府直接支出+分担金支出
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日本館出展費用等
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837億円
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会場建設費用の分担金
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783億円
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2350億円の1/3
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運営費分担金
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387億円
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直接負担金合計
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2,007億円
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その他間接費用
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開催予定地に至るまでの公共のインフラ投資事業
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道路・橋・地下鉄工事などの公共投資に対する国負担金あり
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当然、万博開催地以外の公共事業費用もバブル化している
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↓大阪市と永田町には狸と狐のほかにアライグマ、デバガメスッポンまで住み着いている。最近はキックバックウイルスまで蔓延している。
大阪万博の資金計画/億円/ (20年12月当時の計画)
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収入
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支出
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国庫補助金収入
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617
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会場建設費
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1,850
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大阪府・市の補助金収入
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617
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施設整備費
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670
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財界負担金収入
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617
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基盤・インフラ整備費
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670
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小計
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1,850
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入場券収入
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702
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運営費
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809
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その他収入
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107
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小計
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809
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収入合計
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2,659
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支出合計
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2,659
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因みに1970大阪万博(吹田千里)は6,400万人が来場した。
大阪万博協会 2023年12月14日発表分
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運営費
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1,160億円
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収入
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企業等協賛金
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827億円
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財界分担金なのか不明/別扱い
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警備費政府受託
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299億円
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政府予算は199億円、差異不明
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入場券等売上
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969億円
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収支
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2,095億円
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935億円の黒字
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チケット
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前売券
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1,400万枚
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うち半分財界買取
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平均5千円仮
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700億円相当
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入場券チケット
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(目標)2,300万枚
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計算上1150億円
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969億円
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