ダイハツはバブル時代から衝突試験などで虚偽報告をし続けていたことが発覚、それも全車種に及ぶという。産業システムにかかわることであり、国交省だけでは処理できない問題ともなっている。1月に実際の規定の衝突試験を実施し、安全性を正規に確認し、生産を認可していくものと見られる。お灸を据えるため、全車種の安全試験が行われた後で、まとめて結果を報告し、生産の再稼動になるものと見られる。
ダイハツはバブル時代から不正を行っていたことから、トヨタがどうじゃら、新車やフルモデルチェンジ車の大量開発が求められたことが原因とか言いようがない。
ただ、豊田社長(当時)が新車販売の回転を早くする方針を打ち出し、新モデル車は完成車を求めるより、リコールで改良していくことも必要だと述べていた。
トヨタ自身が今一度カイゼンに回帰してもらいたいものだ。当然、不正続出のダイハツや日野自動車、トヨタ販売店なども同様の措置が必要だろう。
トヨタには生産・品質の思想があったが、奥田と豊田の元・前社長が豊田思想そのものを破壊した。トヨタの工場は、派遣労働者や非正規雇用の労働者ばかりが増加、カンバンもカイゼンも神棚の飾り物になっている可能性ガ高い。